ごあいさつMessage

地域のための大学として、
豊かな未来の実現へ。

学校法人 文理学園 理事長
日本文理大学 学長菅 貞淑(すが さだよし)

日本文理大学は1967(昭和42)年に前身となる「大分工業大学」として現所在地(大分市一木)に設立され、今年で50周年を迎えました。「産学一致」の建学の精神をもとに、産業界・地域社会に有為な人材を送り出すことを使命とし、今日までに本学が輩出した校友は3万余人を数えます。この50年の歳月を重ねることができたのも、本学の教育研究活動に深いご理解とご協力くださっている皆様と校友諸氏、学園関係者のお力の賜物であります。心より感謝し、お礼申し上げます。
さて、現代の若者を取り巻く環境は、時代と共に大きく変容しています。それに伴う社会のニーズを常に把握することに努め、物質的にも精神的にも豊かな未来を実現する教育研究活動の可能性を模索し、2007(平成19)年を機に建学の精神「産学一致」に「人間力の育成」「社会・地域貢献」を加えた3つの教育理念のもと「地域のための大学」としての立ち位置を明確にしてまいりました。学生諸君の地域での活動による学びは目を瞠るものがあり、地域社会での温かい評価をいただくまでに至りました。また、2014(平成26)年には文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択され、更なる地域社会での教育研究活動を精力的に展開しております。
日本文理大学は50周年を迎えるにあたり、これまでの本学の歩みと地域の歴史を見つめ直しました。そして50年後の未来に想いを馳せ、教職員一丸となって更なる教育研究活動を展開させることを誓いました。学生諸君、保護者の皆様、地域・産業界の皆様、校友諸氏、教職員の繋がりを更に強化し、「社会・地域の豊かな未来」の実現の一助となるべく一層努力し邁進してまいります。